しゃ光板を使って金環日食を見よう!

2012年5月21日、朝7時ごろに東京・名古屋・大阪などで金環日食が、その他の地域でも部分日食が観測できます。(金環日食とは、太陽が月に隠されてリング状に見える現象です。)
皆既日食・金環日食は、地球全体でみれば年に1回程度起こるイベントですが、日本国内で観測できる金環日食に限ると、今回の金環日食は約24年ぶりで、次回観測されるのは2030年であり、非常に珍しいイベントです。


2009年7月には、種子島などの限られた地域で皆既日食が観測されましたが、今回は関東地方をはじめとした多くの地域で金環日食が観測できます。

2009年の日食のときは、曇っていた地域もあったため、しゃ光板がなくても日食を観測できた方もおられるかと思いますが、本来日食は専用の道具無しで観測するのは非常に危険です。

安全に日食を観測するためにも、必ずしゃ光板を使ってください。


さらに、金環日食の16日後の6月6日には、「金星の日面通過」という天文イベントも起こります。
これは、太陽の前を金星が横切るという現象で、横切っている最中に太陽を観測すると、
金星が太陽の前に入り込み、太陽の光を一部遮って、まるで太陽に大きなほくろができたように見えます。
今回起こる「金星の日面通過」を逃すと、次に同様の現象が発生するのはなんと2117年です!


しゃ光板は理科の授業以外は使う機会がなかなか訪れないものですが、2012年は2回も楽しむことができます。
ぜひこの機会にしゃ光板を使って観察してみてください。


ケニス「しゃ光板」

1-141-280しゃ光板 SF……¥2,100(¥2,205)
使用フィルタはJIS規格(JIS T 8141)に準拠しており、しゃ光度番号No.13相当のしゃ光能力を持っています。
ポリカーボネート製で落しても割れにくく、ガラス製に比べて扱いやすいのが特長です。

■仕様
視感(可視線)透過率標準 0.00072%
紫外線透過率0.000076%
(313nm及び365nm)
赤外線透過率近赤外最大0.014%
中赤外最大0.060%
大きさ160×70mm


オンラインショップから購入できます
http://www.kenis.co.jp/onlineshop/2010/07/0007911141280.html

ケニス「日食グラス」

1-141-250日食グラス NGK……¥1,400(¥1,470)
JIS規格に準拠するとともに、眼科専門医からの医学的なアドバイスを受け、遮光性能から形状までの様々な面で安全に配慮した日食グラスです。高品位遮光プレート「ソーラープロテック」を採用し、可視光線だけでなく、紫外線や赤外線も太陽観察に安全なレベルまで弱めることができます。ビクセン製。

■仕様
大きさ94×182mm
付属日食グラス取扱説明書・天体観察ガイドブック
※デザインの指定はできません。


オンラインショップから購入できます
http://www.kenis.co.jp/onlineshop/2012/02/0000011141250ngk.html

しゃ光板と日食グラスの使用で注意すること

※お子様は、必ず大人と一緒に観察して下さい。

かけたまま歩かない。
かけると周りの景色が全く見えないので注意してください。
はずして太陽を探さない。
しゃ光板や日食グラスを使用すると思った以上に太陽が暗く見えるので、はずして探してしまいがちですが、 肉眼で太陽を見ることは絶対に避けてください。
長時間続けて観察しない。
2~3分観察をしたら目を休めてください。 目が疲れたり、痛みを感じたり、吐き気、頭痛などを感じたら、直ちに観察を止めてください。

やってはいけない観察方法


こちらにも詳しく紹介されています。
文部科学省 宇宙研究開発「5月21日の日食の観察における注意事項

以上のことを守って、正しく、安全に日食を観察しましょう。
あとは、晴れることを祈るのみ。どうか、良いお天気になりますように…。